>Ovallの「今」が詰まった本作には、ただ「良い音とは何か」を徹底的に追究し完成した究極の9曲を収録。時代やシーンに捉われずにこだわり抜いた、「Ovallの真骨頂」と言うべき作品に仕上がっている。ローファイ・ヒップホップなど、ひとりでトラック制作を行う手法がトレンドとなっているなか、それとは一線を画したバンド・サウンドならではの「アンサンブル」と、全員がトラックメイカーだからこその「アプローチ」が随所に光り、まさにOvallにしか作り上げることのできないハイブリッドな音像だ。
>
> ジャケット・アートワークは、近年THA BLUE HERBやPUFFY、笹久保伸への作品提供、また国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」に出品作家、デザイナーとして参加し、ジャンルやフィールドを超えて多くの作品を生み出し続ける鷲尾友公が担当した。Ovallとは“Stargazer”のミュージック・ビデオ以来のタッグとなっている。
>
> また、限定盤付属のDISC2にはKan Sano、Michael Kaneko、Nenashi、そしてHIKARU ARATA & KENTO NAGATSUKA(WONK)が、Ovallの楽曲を自分色に再構築させた楽曲を収録。原曲へのリスペクトを含みつつも、まったく違う曲へと変貌を遂げた楽曲たちが聴けるのはこの盤のみなので、ぜひチェックしてほしい。